kzhr's diary

ad ponendum

sysopの機能を使ふこと

ご存知の人もゐるかも知れないが、私はウィキペディア日本語版においてsysopの機能制限を解除されてゐるのである。すなはち、項目の削除や、項目の保護、IPやユーザのブロックが行へるのである。

その解除された機能を解除以來使つて、削除依頼などをこなすやうになつたのだが、ある事件があり、少しの間依頼關係に關はらなかつた。さうしたらである。いざ戻らうとすれば、全く氣力が湧かない。

ただ單にボタンを押すだけの機能をもたされた仕事といふことは百も承知であるが、執著といふものがなくなつてしまつたらしい。

なんで機械的な仕事をするだけなのにこんなことになつてしまつたか。それは、依頼關係の仕事がある人の情熱次第で動きもし、動かざりもすと言ふことなのだと思ふ。かういふとき、官僚制と言ふのはうまくできたものだと思ふ。何せ、機械的な仕事を、自分が樂して行ふことに優れてゐる。學ねぶべきなり。