kzhr's diary

ad ponendum

Poet

These poems must be but doggerel of transration, and I haven't read English poem...

The original of poems are these(in Japanese):

馮虚御流

馮虚…虚に委ねて、
御流…流れに乗る


[遊ぶ、捨てる、選ぶ、投げる]


「序」

我は
風の橋を渡り、雲の島を巡り、
雨の峠を潛(くゞ)り、空(そら)の池を泳ひで、
虚に馮り、流に御す。
風に乘り、
野を驅け、虚と一つと
成りぬれば、
只空(くう)を舞ふと成りき。


夢に落ち、目を深く閉ぢ居て、
我と
たゞ遊ぶるなれば、
我が夢園を開きて、
いざ、巡り巡らん。
己の
性にとうと氣付き、
全てを空(くう)と
成したく願(ねご)うと、
それば過日に願うた物にあつて、
今氣付うた爲の物に非ず。


行かば、
去るべし。
行かぬば、
留まるべし。


選ぶも捨てるも、
遊ぶも見るも、
全ては己が
願ひにあらう。


「壹」

全てを吐き、
全てを捨て、
いくら恥ぢとも、
眞に裸となりて、
全てを無いものとし、
さうして新しいものとして、
我があれば
どれほど良からう。


「貳」

何も纒はず、
何も厭はず、
何も氣にせず、
何も考へず。


「參」

全ての力を拔き、
思ひ出の一枝を折つて、
遠くに投げる。
戲れる


戲れに
全てを失ひて、
惡戲に
全てを報ゐて
笑ふ人。


虚を枕に、
してゐるのに、
何故氣付かぬのか。


[放る]

虹の先、
捨てる所、
夢も何かも、
残るのならば、
それは自分位い。


[選る]

選つて、選つて、選つて、選つて、選つて、選つて、選つて、選つて、
何が殘つた。


選つて、選つて、選つて、選つて、選つて、選つて、選つて、選つて、
何を捨てた。


殘したもの、捨てたもの。
違ひといへば、實は寸分。


架空の櫓に、
君と我が。


[飛ばす]

そこら邊にある、
石ころや、自分を、
蹴つても投げても良い。


放りあげて、空の一部にさせて慾しい。


馮々と、虚を布團にして、
流れを、疉にしやう。