白川の説に基づく本が好評を博したり福井縣が白川顯彰にはげむ一方、學者としての評價がやはり芳しくないとおもはれる白川靜像の今後のゆくすゑは、やはり、神格化的方面しかないのだらうか？

通りすがりの荒しは無視すべきだ。しかし、それが個人としてだれかの生活に入りこんできたとき、それを排除するのは戰ひでしかないことも知つてゐるべきである。

『どちりいな・きりしたん』下卷（1599年）のerrataにハを也にあらためる違字がいくつか見えます。だれが植字したんだらう。