徒然なるままに
さやかに、時繩づくに、色動けど歩まず。歩まざれど動く。
時あり。古發てる音さやねにさやかねど時傳ひていづくへか歩まむ。ふりて知らね。さやけよさやけよ。思ひ儚んでこそわからめ。わかるれば斷たれ。斷たれば道を異にせり。いみじうてこそ明日の日の輝きとなれる。忽ちに一筋の線の一粒を照らしめて赤く染む。
春あり。若葉の追ひ立てる冰忽ちに割れて砕けて消ゆ。ほわほわと消えて邊りを輝かす。時の葉伸びて育てど我をか知らむ。知らねば游底なる奏でにかなかな搖れていづくの日か去りなむ。
# これは私が思ひ附くままに綴つたもので特に深い意味はありません。
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